三田市波豆のコスモス畑まで
2021-10-29


先週末、友人と久しぶりに甲山周辺をハイキングして15kmほど歩き、神呪寺門前の茶屋でおでんと瓶ビール、夕方に立ち飲み屋を2軒はしごして、ぐだぐだととりとめのない話をした。一軒目は「ここは東南アジアか」と思うほどDeepな店。二軒目は小洒落たお店で客層がはっきりと異なる。そこがおもしろい。人づきあいから離れた隠居なれど、数少ない友人との会話はやはり心地いいね。

今週も凡庸な生活のなか、Emacsの設定ファイルを試したり、2日で4冊も本を読んだり、夜は録画していたTV番組やAmazon Videoを観たりしていると、なにか自家中毒めいた気分にもなるので昨日はカーボンバイクで里山を走ってきた。


午前10時半に発進。天気予報アプリでは北風4〓5mの予測なので、猪名川を北上すると向かい風。でも十分にエネルギーのある往路で向かい風、帰路は追い風のほうがありがたい。

道の駅いながわから県道68号線を上っていく。向かい風と思ったら、山間では風向きは変わることが多いので、追い風となって気持ちよく上っていくことができる。


上佐曽利の地区会館で休憩。バックポケットにミカン2個、妻が作ってくれたふかし芋をおやつとして入れているので、まずはミカン1個を補給。上佐曽利のダリア園が開催されているので、地区会館にトイレ表示の案内がある。会館横にトイレがあることを今まで知らなかった。さっそくトイレも利用させていただいた。
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ロードバイクに乗りはじめた14年前のこの季節に、鬱屈した気持ちを抱えながら、このベンチで休憩していたが、すべては遠い昔だと思うと、歳月は人を自然に癒やしていくだろうし、ロードバイクのある生活をしてきたことが、自分の救いになったような気もする。
そして私のなかでベストコミックの「珈琲時間」の一場面をふっと思い出したりする。
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先日、スケートボーダーの本を読んだけれど、自由さと個性を重んじることができるのはロードバイクと共通するところがあるね。

小さな峠を越えると三田市波豆地区に入り、コスモス畑があるので立ち寄ってみた。
10万本のコスモス畑という案内が表示されているが、もう盛りは過ぎたのだろう、名残のコスモスが咲いている。


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佐曽利カルデラの秀麗がこのあたりは連なっているので、里山の雰囲気が色濃い。
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さあ帰ろう。

県道68号線へ合流する前に、上佐曽利から小さな林道を越えていくことにした。
以前、この入り口でトラブったとき以来の林道越え。

上り坂、下り坂、そして「まさか」(2015.8.16)



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