寒いので実質冬眠中。とはいえクロモリロードで散策したり、新しいPCチェックのためパソコンショップをのぞいたりしている。
「主観としての自分」と「客観(老人)としての自分」に齟齬が生じやすい年齢になったので、すっきりした隠居生活のためこの一ヶ月にしたこと。
■会社のOB会を脱退した。
雇用延長の際に、制度が未確定のままOB会に加入したが、まもなく隠居生活も4年が経過する。個人的な友人は別として、旧組織に愛着はまったくないので脱退手続きを電話でした。「ちなみになぜお辞めになるんですか?」と聞かれたので「終活と身辺整理」と答えると、なんとなく鼻で笑われた(苦笑
■我が家のファイナンスプランナー
次男が上の娘を連れて遊びに来た際、孫娘はなぜか私になついているので、孫娘と遊んでいるあいだ、妻が今後の経済生活を次男に相談していたようだ。先日、次男がExcelで作成したバランスシートをプリントアウトして、来宅。なにやら私たち夫婦の老後生活(経済面)についてアドバイスしてくれた。
我が家は夫婦の年金+貯蓄で隠居生活をおくっている。
年金は■老齢厚生年金 □老齢基礎年金(国民年金)という構成であるが、
私(68歳)
■■■■□□(老齢厚生年金+基礎年金)受給
妻(3月で65歳)
■■■■(老齢厚生年金のみ)受給
次男の提案は「妻が基礎年金(国民年金)を繰り下げ申請するのがベター」ということ。
1ヶ月繰り下げることに0.7%,5年間繰り下げ申請すると42%、70歳以降の年金が増加する。
ただし82歳までに亡くなると、受給総額は少なくなる。
投資ではなく「おもわず長生きしてしまった際の長寿用」って感じかな(苦笑
コロナ禍のため、我が家の支出もかなり減っているので、とりあえず妻の基礎年金部分は繰り下げ申請することにした。コロナ禍が落ち着けば、支出も増えるだろうから、その際に繰り下げ申請したらいいだろうとシンプルに考えている。
コロナ禍でなかなか会えないけれど、気が置けない友人らと旅してお酒を飲んで、信頼できる息子たち、そして隠居生活できるお金があればそれなりに生活できるだろう、たぶん。
■映画
活字も読み進めると倦んでくる、地上波のTVは喧しい、音楽もいいけど、そういえば映画見てないなと思って映画関係の雑誌を読む。
最近の日本映画、どうしてこんなに量産化できるんだろうと思っていたら、利益と忖度の循環社会となっていて、TV・雑誌・コミック・地域発啓蒙映画などなど、内輪で利益を循環させるという仕組みになっているようだ。雑誌、新聞・地上派TVとともに衰退していくのか?
それでも2月になってからは、プライム会員なのでアマゾンプライムビデオを観たりしている。
映画にまつわるエッセイも読んでいるけど、安定の春日武彦本。ひねっくれぷりと偏波ぶりがきもちいい。
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