比良から芦生の森へ
2006-02-04


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もし日本の山でどこが好きかと聞かれれば、迷うことなく、琵琶湖・湖西の比良山系から芦生の森にいたる山域をあげるだろう。

それほどたくさんの山を歩いているわけではない。ピークハンター(山頂制服)でも百名山踏破を目的にもしていない。ただ、森に入りたいだけなんだ。日中は縦走用ザックを背負ってひたすら歩き、夜はテントを張ってひとり森で眠りたい。

今回のこの本、湖西地方の魅力がダイジェストに載っている。
NHKで「里山」特集として放映されたことがあるので、観た人もいるかもしれない。
湖西を中心としたこの「里山」シリーズで、もっとも印象に残っている映像は、田んぼの蛙の瞳に打ち上げられる花火が映っているシーン。ほんと、よくぞこんな映像を撮ったもんだと感心した(蛙はめいわくだったろうが)。

いま比良山系は、雪に閉ざされている。雪山は苦手なので、新緑の時季にテントをもってでかけたいなぁ。
JRが京都から逢坂峠下のトンネルを抜けると、海のような琵琶湖が車窓に見えてくる。
そして比良山系が見えてくると、いつも胸がきゅんとするような感覚がある。

一方に、光にきらめく琵琶湖の湖面を眺めながら、そして他方に芦生の森へと続く山の連なりを眺めながら歩ける比良山系は、わたしにとっては飽くことのない山なんですよね。

棚田、芦生杉・栃の巨樹にも出会える。安曇川・由良川の豊かな自然もある。
雑木林の優しさもある。

ぜひ比良山系のよさを知ってもらいたいなぁ。

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