月刊ASCII最終号を読む
2006-07-19


月刊ASCII最終号を購入した。

1991年6月に初めてパソコン(Epson PC286VG)を購入し、そのころはよくASCIIを読んだものだ。
やはりインターネット・Googleの台頭などから、啓蒙としてのPC雑誌は役割を終えたのだろう。
ひさしぶりに購入すると隆盛期の半分ほどの厚さしかない。広告スペースが、極端に減少している。

「伝説のパーソナルコンピュータ100+」の特集が興味深い。懐かしい名機の勢ぞろい。欲しくても買えなかったもの、買わなくて正解だったものなど、この15年の栄枯衰勢がひとめでわかる。

最後のほうのロングインタビューがシックス・アパート、mixi、ソフトイーサの各代表取締役というのが象徴的ですね。ハードの部分ではなく、Netに大きな影響を与えている人たちばかりですから。
スタンドアローンとしてのPCから、パソコン通信、インターネット、Web2.0へと変化していきハードとしてのPCの優位性は減少したのでしょう。

個人的には、Lenovoになる前のThinkPadの歴史も載せて欲しかったなぁ。DOS/Vの果たした役割(NEC PC9801の終焉)も日本のPCにとってはターニングポイントだったと思うし。

でもこの最終号でもっとも目についたのは表紙のNotePC。
FlyBook VMという新機種。HPを見ると、なかなか魅力的。でも、高いなぁ。
2000年2001年発売のThinkPad X20 X21を主力マシーンにしている私には、高嶺の花か・・・。

[Note PC]

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